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車の瑕疵担保責任を分かりやすく、そして詳しくチェック!

事故車を売却する際に、特に注意しておきたい項目の一つに瑕疵担保責任があります。

 

専門アドバイザー

 

ヒント瑕疵とは、分かりやすく言えば欠陥です。

 

売る物に対して欠陥が無い事を保証するということが瑕疵担保責任です。


これは、契約がまとまった後に負うべき民法上の責任問題ですから、車の売却前に知り、その意味や解決策を覚えておきましょう。

 

  1. 瑕疵担保責任とは何なの?
  2. 責任を問われないようにするための対策は?
  3. 実際に、責任を問われたケースってあるの?
  4. 現状売りを買ったら責任を問えないの?
  5. 個人間の売買はどうなの?

 

瑕疵担保責任とは何なの?

 

瑕疵担保責任とは、中古品の売却を行う際に、売り主が買い主に対して果たすべき責任を表す言葉です。

 

 

 

もし瑕疵担保責任を果たせなった場合には、後に買い主からの訴えを受け、損害賠償請求等に応じなければならないことがあるため中止しましょう。

 

 

例えば事故による修復歴があったり、何らかの事情でパーツに欠損があったりする場合には、売り主は買い主にそのことを伝え、代替品等の準備をしなければなりません。

 

 

専門アドバイザー

 

瑕疵担保責任は自動車の売却だけではなく、不動産の売却などでも問われる問題で、事故物件の取り扱い等を巡ってしばしば争いが起こっています。


 

瑕疵担保責任に問われないようにするための対策

 

瑕疵担保責任から免れるためには、当たり前の対策を言えば、査定等の際に知っている限りの情報を正直に話すということです。

 

  • 修復歴や
  • 故障箇所、
  • 欠損箇所

について正しく認識して伝えることにより、後のトラブルを避けられる可能性が高くなります。

 

 

そのためには、査定に出すよりも前に傷や凹み、異音などが生じていないかを確認し、現状について把握しておくことが特に重要です。

 

 

 

なんだかんだ言っても、売買が初めての方だと分かりにくいため、大手買取店のガリバーでは、瑕疵担保責任を免れるための保険として「クレームガード」という商品を販売しています。

 

矢印関連記事:クレーム保証を導入している企業ナビ
(売却する車両に対して心配な方だけ参照して下さい。)

 

 

これは、万が一買い主から瑕疵担保責任を追及されたとしても、賠償責任に問われないという内容の保険なので、加入しておけば確実にトラブルを回避できます。

 

売り主が瑕疵担保責任に問われたケースは?

 

実際に瑕疵担保責任に問われるケースとして頻繁に起きている問題が「二重査定」になります。

 

 

これは高額で買取をすると言っておきながら、後日改めて業者側が査定を行い、売り主の説明が不十分だったことを主張して査定価格を減額してくるという問題です。

 

 

マイナスこの場合には瑕疵担保責任に問われることが多く、悪質な業者の場合には法外な手数料の支払いを求めて契約解除を迫るというケースも見受けられます。

 

 

買い主が瑕疵担保責任を問えないケースってあるの?

 

中古車の売買方法の一つに「現状渡し」というものがあり、これはいわゆるノークレームノーリターンで取引される車のことを指します。

 

 

契約書には「如何なる責任も負わない」といった文言が記載されている場合が多く、こういったケースでは瑕疵担保責任を問うことが難しくなってしまいます。

 

 

 

しかし業者側が「責任を負わない」と断言している以上、争いに発展することは確実で、裁判等を通さなければ決着が付かないことが多いのです。

 

専門アドバイザー

 

現状渡しの車を購入する場合には、そういったリスクが生じることをしっかりと理解し、自己責任が問われることを前提とした上で購入しなければなりません。

 

現状販売は、自分で直せる方が安く買うための車と覚えておきましょう。
安いからと飛び着いたらダメマイナス


 

個人間での取引ではどうなるの?

 

個人間で中古車の取引を行う場合にも、原則として瑕疵担保責任を問うことは可能ですから、何らかの欠陥が見つかった場合には損害賠償請求を行えます。

 

 

また、売り主が故意に悪条件を隠していた場合や、売り主自身も欠陥を知らなかったという場合にも、契約解除の請求が可能です。